ベルギー

ベルギーで移民プログラムのオランダ語学校に通った話(NT2 – Breakthrough)

ベルギーにパートナービザ(コハビテーションビザ)を取得し滞在しています。
それに伴い移民プログラムを受けておりオランダ語学校に通うことになりました。
情報もすくないのでその体験談を書いていきたいと思います。

ベルギーの移民プログラムについてベルギーにパートナービザ(コハビテーションビザ)で移住すると移住後に必ず受けなければならない移民プログラムについてあまり情報がないので体...

オランダ語学校のクラスの頻度について

私が受けたオランダ語コースNT2 – Breakthroughというものでゆっくり授業が進んでいくNIET-INTENSIEFという比較的のんびりしたコースを受けました。4ヶ月半週2回行われました。1回の授業は3時間で間に10分休憩を挟みます。

INTENSIEFコースへ行った友人は週1だけれど2ヶ月半ほどで同じ量学習しなければならず宿題が多く自習が大変だったとのことです。

またINTENSIEFコースは最後にテストを受け合格しなければcirtificate(証明書)を得られないのに対しNIET-INTENSIEFコースは定期的に小テストを受け、その結果と先生の評価で決まります。そのため授業をきちんと受けているかを評価されたりもします。

オランダ語学校のクラスメイト

クラスメイトは最初は8人でした。そこから増えたり減ったりもしましたが基本8人前後でたまに授業を休む人などもでてくるので少人数に対し1人の先生に教えてもらえました。
クラスメイトには高齢の方もいるし、英語が苦手な人もおり、国籍もウクライナ人、トルコ人、中国人など多国籍でした。
男女比率は女性の方がやや多く男性は2人、女性は6人でした。

クラスメイトには先に受けていた移民プログラムのソーシャルオリエンテーションで一緒だった人もいて心強かったです。

多国籍で面白いクラスメイトたち

文化の違いや子育て中だったり仕事の片手間でオランダ語を習っていることもあってかスマホのマナーモードの概念はないクラスメイト。授業中も携帯が良く鳴りますし、電話にでて席を外す人も多いです

テスト中も話すの禁止ではあるものの何度も注意を受けてるのに話すのをやめなかったり大人になって受ける授業は割と自由で面白いです。

私語も多いので質問しやすいですし、恥ずかしがり屋も少ないので先生が言ったオランダ語を大声で復唱し出す人もいて私も授業に参加しやすかったです。

また発音のミスなど言いづらいことも指摘してくれて練習に付き合ってくれます。

オランダ語の授業について

私が受けたオランダ語の授業は先生によるのですがオランダ語ベースで行われるので何をいましているのか見失うことがあります。

最初の頃の授業ではオランダ語で自己紹介するのも一苦労でした。

またグループで何かしなければいけない時に何をすればいいかわからないこともしばしば。英語で先生に質問することも可能ですが、クラスメイトは英語がわからない人もいるので伝えるのがなかなか難しくオランダ語を学ばないとクラスメイトとコミュニケーション取るのも難しいんだなとオランダ語の重要性に気付かされるようでした。

シュールで少しおもしろいですけどね。

課外授業やイベントも

バレンタインの時期にはバレンタインで使うようなオランダ語を教えてもらったり、先生の誕生日には先生が焼いてきたケーキを食べながらお祝いの言葉を教えてもらったり、伝統のお菓子を授業中に作りながらオランダ語を勉強したりと楽しみながらオランダ語が学べました。

また課外授業で美術館に行くこともあり、絵には何が書かれているかや、気に入った絵の紹介なんかをオランダ語でしたりアクティビティの多いクラスでした。

章の終わりに小テスト

章の終わりに実力を測る小テストが行われました。
この小テストで現在の実力を測ることが可能で、先生からのフィードバックをもらいこのままだとA2のcirtificate(証明書)あげられないからもっと頑張ってとかこの調子で頑張ろう!とか今の置かれている状況を把握できます。

オンライン教材もある

クラスの初日にアカウントを渡されオンラインで授業の補習や復習ができました。
授業を病欠などで休んだ場合や、小テストであまり良く無い点をとった場合に復習するのに便利でした。

教科書は20ユーロほどお金がかかりましたが、こちらは特に追加料金などなかったです。

おわり

行く前は面倒だなと思っていましたが友達もできるオランダ語の授業は毎週楽しく学べて、大人になってから通う学校は新鮮で刺激をもらっています。

無事NT2 – Breakthroughを終えcirtificate(証明書)ももらい、次のレベルのwaystageがはじまりそうです。